COMPOSER 〜響き続ける旋律の調べ〜

 予約していたDVDが届きました。まだ観てません。


 本編だけ観ました。特典映像はまだです。
 有名な大作曲家たちをモチーフにした、史実とは違う、物語。家族愛が中心的題材。
 芝居全体はコミカルなシーンと無茶苦茶重いはずのシリアスなシーンが何故かそれなりに調和してるのが良い印象。笑いどころはちゃんと笑わせてくれるのは流石北海道のタレント集団でもある彼ら、突っ込みのテンポが良いです。次々と有名な楽曲が使われるので、知っているとそれだけで楽しいと思います。喧嘩っぽいシーンが多いのでそういう演技が苦手な人には辛いかも。
 最近すっかり全国区のテレビ番組に出まくりの大泉洋さんはかなり今回重いキャラなので、普段のバラエティでの彼に慣れてるとギャップが丁度重さを感じさせてくれました。フランツの演技に少しのやりすぎ感と一貫性の弱さが感じられたのは残念。キャラ自体はとても魅力的。最近NHKのドラマにも出ていた音尾琢真さんは丁寧な演技でいい味出していました…役の配分のせいでシリアスなはずのシーンで笑いそうになりますが。
 DVD自体の作りとしては音響の影響なく台詞が聞こえて観やすいのがよかったです。役者さんがそもそも個別のマイクを使っていたらしいという噂をきいていたのですが、そのおかげなんでしょうか。そういう意味では一般的には批判を多く聞くピンマイク使用も悪くないなぁ、と思ってしまったり。